ボギーオン率は、一般にパーオンより1打多い打数以内でグリーンに乗せたホールの割合を表す実戦的な指標として使われます。100切りや90切りを目指すゴルファーにとって、無理にパーオンを狙わずボギーを取りやすい位置まで進められたかを振り返るのに役立ちます。
「ボギーオン」はゴルフ規則上のスコア用語ではなく、上達管理で使われる一般的な表現です。パー3なら2打、パー4なら3打、パー5なら4打以内でグリーンに乗せることを目安にします。
ゴルフのボギーオン率とは?
ボギーオンを記録すると、パーオンできなかったホールでもボギーを狙える進行ができたかを確認できます。
パーより1打多いペースでグリーンに乗せる
一般的な数え方では、パー3は2打以内、パー4は3打以内、パー5は4打以内でグリーンに乗せればボギーオンと考えます。
- パー3→2打以内
- パー4→3打以内
- パー5→4打以内
- それより早いオンも条件内
集計ルールを自分で統一して記録します。
2パットならボギーを作りやすい
ボギーオンした後に2パットで上がれば、そのホールはボギーになります。
【ボギーオン後】
- 1パット→パー以上の可能性
- 2パット→ボギー
- 3パット→ダブルボギー
- オン位置で難度は変わる
ボギーオンだけでボギーが保証されるわけではありません。
パーオンより達成しやすい目標になる
パーオンに必要な距離や精度がまだ安定しない段階でも、1打余裕を持つことで無理な長距離ショットを減らせます。
- 100切りを目指す
- 長いクラブが不安定
- 大叩きを減らしたい
- 安全なコース攻略を覚えたい
技量に応じて目標を調整します。
ボギーオン率の公式統一指標ではない点に注意する
パーオン率のGIRほど標準化された公式統計として扱われる指標ではないため、サービスによって定義や表示方法が異なる可能性があります。
100切りでボギーオンが重要な理由
100切りでは全ホールでパーオンする必要はありません。ボギーオンを増やし、大叩きと3パットを抑える考え方がスコアを組み立てやすくします。
パー72なら99は27オーバー
99はパー72に対して27オーバーなので、ボギーとダブルボギーを組み合わせても達成できます。
- パーを無理に狙わない
- ボギーを積み重ねる
- ダブルボギーも一部許容
- トリプル以上を減らす
コースのパー設定によって計算は変わります。
長いホールを分割して考えられる
パー4で2打目にグリーンへ届きにくいなら、3打目を打ちやすい距離へ運ぶことでボギーオンを狙えます。
【パー4の例】
- 1打目を安全に運ぶ
- 2打目で得意距離へ
- 3打目でグリーンへ
- 2パットを目標
無理な長いクラブを毎回使う必要はありません。
ペナルティーを減らしやすい
パーオンを狙うために危険なルートを選ぶより、一打多く使って安全な場所を経由した方が結果的に少ない打数で済む場合があります。
【避けたい大叩き】
- OB
- ペナルティーエリア
- 林からの無理なリカバリー
- バンカー越えの無理な狙い
状況ごとに安全なルートを選びます。
アプローチの目標が明確になる
ボギーオンを目標にすると、グリーン周辺から確実に乗せることの価値が分かりやすくなります。
90切りとボギーオン率の考え方
90切りを目指す段階では、ボギーオンを土台にしながらパーオンや寄せワンなどでパーを増やす考え方ができます。
パー72で89は17オーバー
全18ホールをボギーなら90なので、89以下にはどこかでパー以上を作る、または別の形でボギーペースより1打以上縮める必要があります。
【90切りの組み立て】
- ボギーを基準にする
- パーを取れるホールを作る
- ダブルボギー以上を抑える
- 3パットを減らす
パー72以外では計算が変わります。
ボギーオンだけでは90切りを保証しない
全ホールでボギーオンしても3パットが多ければ90を超えます。逆にパーオンが少なくてもアプローチとパットでパーを取れる場合があります。
- パーオン率
- ボギーオン率
- パット数
- ペナルティー
- ダブルボギー以上
複数の指標で評価します。
パーオンできる距離を増やす
90切りを目指すなら、得意な距離からパーオンできる確率を高めることも有効です。
【練習】
- クラブ別キャリー
- 100ヤード前後など得意距離
- ミドルアイアン
- ティーショットの位置
具体的な優先距離は自分のラウンド記録から決めます。
ボギーオンを保険として使う
パーオンが難しい状況で無理をせず、ボギーオンへ切り替える判断が大叩きを防ぎます。
ボギーオン率を上げる練習方法
ボギーオンには飛距離だけでなく、次打を打ちやすい場所へ運ぶ技術と短い距離の安定性が重要です。
得意なアプローチ距離を作る
30、50、70ヤードなど、自分が実戦でよく残す距離を記録し、その距離の打ち方を練習します。
【距離練習】
- 振り幅
- 使用クラブ
- キャリー
- ラン
- ミス傾向
距離の区切りは自分に合わせます。
ティーショットは次打の打ちやすさを見る
最大飛距離より、フェアウェイや打ちやすいラフなど次打を進められる場所へ運ぶことを優先する場面があります。
【ティーショット】
- 左右の危険
- クラブ別の散らばり
- 必要距離
- 次打のライ
必ずドライバーを使う必要はありません。
グリーン周りではまず乗せる練習をする
難しい寄せでピンへ近づけることだけを狙わず、グリーンへ確実に乗せて次のパットへつなぐ練習も重要です。
【アプローチ】
- 落とし場所
- キャリー
- ラン
- トップ・ダフリの削減
ライに応じてクラブを選びます。
ロングパットの距離感も練習する
ボギーオンしても遠い位置へ乗れば3パットの可能性があります。
コースでボギーオンを増やす考え方
実戦では各ホールを一律に攻略せず、距離、危険、ライ、自分の得意クラブから目標を決めます。
ティーイングエリアでホールを分割する
パー4やパー5では、何打でグリーンへ乗せるかを先に考えると、必要以上に飛距離を求めにくくなります。
- 3打でオンする前提
- 1打目は安全な幅へ
- 2打目は得意距離へ
- 3打目でグリーン中央へ
状況に応じてパーオンへ切り替えても構いません。
トラブル後はボギーオン目標を再設定する
ティーショットを曲げた後にパーオンを取り返そうとすると、狭い隙間や長いキャリーを要求される場合があります。
【トラブル後】
- 安全に脱出
- 次打を打てる場所
- ペナルティーを増やさない
- 新しい目標打数を設定
一打のミスを連続ミスへ広げないことが重要です。
グリーン中央や広い側を狙う
ボギーオンの目的はピンへ最接近することではなく、グリーンへ乗せてパットへ移ることです。
- グリーン中央
- バンカーを避ける側
- ペナルティーエリアから遠い側
- 十分なグリーン面がある側
ピン位置だけを見て狙いを決めません。
ラウンド後にボギーオン失敗の原因を記録する
届かなかった、左右へ外した、ペナルティーを受けた、アプローチで乗らなかったなどに分類します。